もくじ
「誰に頼むのか」はとても重要
エアコンの掃除業者と一口に言っても、その会社規模・集客経路・運営方針はいろいろで、中には品質がひどすぎて「頼んではいけない」ものもあります。誰に頼むのかは注意が必要です。
エアコンクリーニング業者の種類
- フランチャイズ系
- 直営店&フランチャイズのミックス
- 集客会社との業務委託契約
- カジタク(イオングループ)
- コープ(coop)系
- 1〜2人のスタッフで回す個人店
- 「くらしのマーケット」「生活手帳」などに登録して集客
- 素人が小遣い稼ぎで請け負うケース
- 紹介など
この中で最も頼んではいけないのは「素人の小遣い稼ぎ」パターンであることは言うまでもありません。また「くらしのマーケット」には1〜2名の零細企業がとりわけ多いので「技術力がよく分からないまま頼む」ことになります。
実際、当サイト管理人のまほこが2年前に「くらしのマーケット」で個人サービスに頼んだことがありますが、お掃除機能付きエアコンの分解技術がなく、手間ひまもかかるため、内部カバーを一部外さずに高圧洗浄されたことがありました。
その翌年、大手フランチャイズに頼んだら、エアコンの分解技術をしっかり持っており、内部カバーもきっちり外して洗浄してくれました。1年前に掃除をしたにもかかわらず、カビやホコリで汚れがごっそり落ちました。確かな技術がある会社を選ぶと、圧倒的にカビ汚れが残らないのです。
また、「くらしのマーケット」には料金相場を下回る安い店から高価格帯のお店まで幅広く登録されています。エアコンが壊れた時の保証や、品質が最悪だった場合の再掃除サービスなども注文先ごとにバラバラのため業者選定にとても時間がかかります。
中には経験値が高くて安い業者もありますが、人気で予約不能なことが多く、そういう人を見つけるのも簡単ではありません。
というわけで、大手フランチャイズグループへの依頼が安心&ラクです。料金・品質・保証などにガイドラインがあり、基準値以上の人にお掃除をしてもらえます。
業者選定で悩む時間が少なく、品質も一定以上で、料金も相場の範囲内におさまります。
エアコンクリーニング業者選びのコツ
ここからは、エアコンクリーニング業者選びで外せないポイントを紹介します。
安さだけで選ばない
エアコンクリーニングは安さだけで選んではいけません。エアコンの奥を覗いても内部を全部見ることができませんし、「どんな状態になればきれいになった言えるのか」一般人には判断が難しいからです。間違った方法でお掃除をされていたり、雑だったりしても気づくことがでいないケースがほとんどです。
「プロに頼むエアコンクリーニング」とは、エアコン内部の筒状のファン・内部のアルミフィン・内部で水分を受けるドレンパン・吹出口のカビの除去、吹き込み口のホコリ除去、外装やフィルターの水洗いを完璧に行うことです。そのため、業者さんはエアコン本体の分解技術を持っていなくてはいけません。
分解技術の他にもお掃除のプロは、エアコンの構造や周辺アイテムのことをわかっている必要があります。例えば、室外機のアルミフィン内部洗浄の技術。他にも、ドレンパン(エアコン内部で発生した水を受けるためのお皿)から水を外に流しだすためのドレンホース(室外機の近くにある水が出ているホース)の掃除。これらには室外機の分解やドレンホースを洗浄する知識と専門用具が必要です。
これだけの専門的な掃除なので、お掃除のプロとしてデビューするまでにかなりの修行が必要ですし、掃除道具も一通り用意する必要があります。あまりにも安い会社は、ちゃんとした掃除をする努力・用意ができていないことがあるのです。
アフターフォローを重視する
技術力はどの会社も当然「持っている!」と主張します(笑)。
とはいえ「精密機器のエアコンを水洗いする」という難しいことをするわけなので、会社やサービスマンによって差があるのは当然です。大手であっても経験値のあり・無しで個人差があります。
そこでおすすめなのが、比較的大きい会社で、満足できない時は再仕上げをしてくれる会社を選ぶ方法です。「厳しい研修」をくぐり抜けた人であっても、新人さんは新人さん。エアコン本体の分解の速さや、奥の奥まで洗い流す技術を自分のものにするのは1~2回の掃除経験では難しいものです。
そんな時でもエリアのスーパーバイザー(指導者)などが立ち会い、再仕上げをしてくれる会社があります。このような仕組みのある会社が安心です。精密機器を水洗いするので、アフターフォローを重視して業者を選びましょう。
研修制度の整っている会社を選ぶ
研修制度があることはとても重要です。新米さんがエアコンクリーニングの仕組みを理解するのはかなりの努力を要します。研修を受けていない人に頼むのはとても怖いものです。またエアコンは次々を新しい機種が出ているので、その分解の方法を零細企業が全部把握するのは困難です。
この問題を組織力で解決しているのが「大手フランチャイズチェーン」です。彼らには「本部」があり、研修の充実や新機種の分解方法を調べて加盟店に教えています。正しい方法を把握して来てくれる会社がやはり安心です。
損害保険に入っている会社を選ぶ
エアコンクリーニングは精密機器を水洗いします。特にお掃除機能付きエアコンは「お掃除マシンの部分」が濡れてはいけません。壊れるからです。このような事情から、発生率は低いものの、お掃除で100に1〜2台は壊れてしまいます。
万が一壊れた時のために、損害保険に入っている会社を選ぶことがとても重要です。
ただし10年以上経過したエアコンはメーカーに部品が無いために修理不能なケースがあります。それを了承した上で依頼する必要があります。
お掃除機能付きOKの会社を選ぶ
お掃除機能つきエアコンは、内部を洗浄する前にお掃除機能部分の装置を分解し、取り外します。そのため「分解&組み立て技術」が必要です。「お掃除機能つきに対応していない」というのは「効率の良い仕事だけをしたい」・「スキルの低いスタッフでもできる仕事だけを集めたい」という考えとも言えます。
せっかく頼むのだから「プロのお掃除屋としてお掃除技術を日々高めている人」に来ていただきたいと思うのは人情ではないでしょうか。
独自の洗浄グッズがある会社を選ぶ
熱心な会社は「オリジナルのお掃除グッズ」を研究・開発しています。お掃除の品質・効率・満足度をを上げるためです。独自アイテムは、掃除に熱心だったり、環境に配慮する意志の現れです。中には汚水を持ち帰り、浄化してから捨てる意識の高い会社もあります。そんな前向きな姿勢の会社を選ぶのは、業者選びで失敗しないコツの1つです。
以上が「エアコンクリーニング業者選びで外せないポイント」と「失敗しないコツ」です。
結局どこに頼めばいいの?
どこに頼めば失敗しないの?こちらの記事にまとめています。選定時間を大幅に短縮できるので、ぜひご覧ください♪